何段階かステップを踏まなければ、会計士として働くことはできません。まず最初に、公認会計士の国家試験に合格することが、第一条件として課せられます。年に1度実施される公認会計士試験の1次試験はマークシート記述式で、2次試験は論文記述になります。
受験資格は特に設けられていませんから、何歳でも学歴がなくてもどなたでも受験可能ですが、試験の難易度は相当高いので、無事に合格できるまで、平均2年から4年は要するそうです。かなりの難関試験ですから、受験者の多くは予備校や専門学校で勉強しながら受かるまで何度も試験を受けることになりますが、ほとんどの方はこの資格を取得する段階で挫折してしまうようです。
無事に試験に合格したら、次に2年以上の業務補助と1年以上の実務補習を経験しなくてはなりません。現状では、基本的に国家資格を取得後、監査法人などに就職しながら経験を積むのが王道コースになっていますが、ルール的には業務補助の経験は国家試験の前後どちらでも構わないことになっています。
また、実務補習は実務補習所と呼ばれる場所で受講しますが、講義は日本公認会計士協会が主催しています。実務補習は、将来的に実務につくのに欠かせない会計や監査に関係する知識を勉強する為に受講します。そして、終了考査は会計士になる為の最終段階です。
最終考査とは要するに終了試験のことですが、国家試験に合格し、かつ実務経験など全単位を取得した方のみが受験を許されます。つまり、実務補習所の卒業試験のようなものになります。最終考査の合格率は70%前後らしく、プロとして最終的な本質が問われる適性検査でもあるそうです。このように、会計士として登録され、社会に対して自分の看板を掲げるまでには、何段階もの難関を漏れなくクリアする必要があります。
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