国家資格のような所持が必須とされる資格は、介助犬訓練士に求められていません。介助犬の訓練所にいきなり入り、働きながら実務を覚えていくこと、あるいは訓練士の養成機関に入り、所定機関研修を受けること、このいずれかの方法が介助犬訓練士になる為に一番近道だそうです。介助犬は社会的にまだ高い認知度があるわけではありません。
ですから介助犬の育成活動を行っている団体は、介助犬を有名にする為に講演会を積極的に開催していますし、会場で当日、介助犬訓練士の求人に関して広報する時もあります。「社会福祉法人日本介助犬協会」も介助犬の育成団体の1つですが、この協会でも介助犬訓練士の養成を目指し、研修制度を1年間設けています。
選考試験は1次から3次までありますが、研修生になるには全試験をクリアする必要があります。教材費以外の食費や宿泊費などは自腹ですが、合格すれば研修生は研修費は無料で訓練士になるのに必要な知識を勉強することができます。
就業するのに必要な資格はない、とは申しましても、実際に業務に就いた時、事前に関連資格を取得しておくと勉強した知識が役に立つ場面に何度も遭遇するでしょう。なぜなら介助犬訓練士は障害を抱える方の生活や精神的なサポートを担う介助犬の育成、という重大な職業だからです。
ジャパンケンネルクラブ、日本警察犬協会、日本シェパード犬登録協会などが訓練士の資格試験を実施している団体ですが、受験資格としてそれぞれの協会によって入会する必要があったり、所定の教育課程を修了していることなどが求められます。
障害を抱える方たちと密接に触れ合うお仕事ですから、介助犬訓練士になるには、ホームヘルパーや介護福祉士といった福祉関連の資格も取得しておけばいずれ役に立つと思われます。
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