国家資格が必要な獣医師とは異なり、トリマーの資格は民間資格に該当します。要するに、資格が必須条件になる職業ではないということで、資格をもたない人間がトリミング行為を行っても、法律上違反とはみなされません。けれど、現在働いているトリマーの大半が、専門学校を卒業した後、就職前に資格を取得しています。
アンケート調査によると、約90%のトリマーが専門学校を卒業後、資格を取得しているそうです。つまり、トリミング技術や専門知識を専門学校で会得し、資格も取得するのがトリマーとして一般的なプロセスと言えるのではないでしょうか。現実的な就職を考慮すると、専門学校にはかなりのメリットがあります。
ペット業界ともパイプで繋がっていますし、先生や先輩とも知り合うことができますので就職の際有利になることも多いでしょう。ただ、専門学校を経てトリマーになる方法以外にも、見習いとしてペットサロンに採用して貰い、現場で働きながら専門知識やトリミング技術を会得する方法を選ぶ方もいます。
現場派の場合、専門学校のように学費を支払う必要がないどころか、給料を貰って働きながら実践的に学習できる点は確かに魅力的です。ただし先述した専門学校を卒業してトリマーになる方法と比較すると、現場派には独学が強いられる場面も多々あり、メリットだけではないことも頭に入れておきましょう。
資格取得に関しては、現在2種類の資格があります。1つは犬に関する団体や協会が発行している資格、もう1つは学校が発行している独自の資格です。具体例を挙げてみますと、JKC(ジャパンケネルクラブ)は日本で最大の団体ですが「JKC公認トリマー」はこの団体が発行する資格です。
JKC公認トリマー以外では、日本警察犬協会の認定資格「PD公認トリマー」、インターナショナルキャットクラブ公認資格「ICC公認キャットグルーマー」等が有名でしょう。それぞれの資格に関する取得方法やプロセスなどにつきましては、認定している団体や学校の情報をチェックすれば知ることができます。
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